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最近流行のIP電話ですが、一般家庭で特に家族内に携帯電話を
もっていない家庭は、下記の点は注意して契約をしましょう。
- IP電話用装置の関係から停電時は、電話ができません。
- 無料通話の範囲は、加入電話事業者との提携事業者の範囲となります。
- 事業者のサービス内容によっては「119」や「110」へ電話が
できない場合があります。
高齢者のみでお住まいで、携帯電話を持っていらっしゃない家庭の場合は緊急時の連絡を考えた場合は、連絡できない可能性もでてきますのでご注意ください。
業者の方も、ユーザの状況を踏まえて勧誘などを行うようにして欲しいと思います。
■IP電話の問題点
1)無料通話の範囲は、提携事業者によります。
契約時に、無料通話範囲を確認しましょう。
家族や親戚のなど頻繁に電話する先の利用サービス事業者を確認しておくとよいかと思います。
2)停電中、IP電話は使えません
IP電話は、停電すると電話が使えません。
(IP電話対応機器の電源が入っていないと使えません。)
災害時などは、一般加入電話か携帯電話・PHSから電話となります。
ご家族にPHS、携帯電話がないと災害時に連絡ができなくなります。
契約時はご注意ください。
3)業者により電話がかけられない電話番号があります
業者や加入サービスの内容によって「110」や「119」などの1から始まる3桁の電話番号へは電話できない場合がありますので、契約書を良く確認してください。
そのほか、フリーダイヤル「0120」やダイヤルQ2「0990」などの電話サービス、事業者識別番号「00**」をつけての電話はできません(一部例外もあります)。
これらを利用する人は、一般加入電話を解約できません。
ここでも災害時に問題になります。